（株）桑原建設「風と光が通る家」

ひかり農園通信に取り上げていただきました

ひかり農園の自宅は築40年の木造家屋です。かつて夫（宣仁）の亡きお父様が、建築士の方や近所の大工さんと相談しながら、良い材料（奥山材やタイル、葛布、土壁…）を使って技術の限りをつくして建てられたそうです。私はこの家に来て13年ですが、塗装は徐々にはがれ、ベランダの手すりさびて、荒れ放題の庭まわりとともに“大切にしてよ”と悲鳴が聞こえてきそうです。3年前に夫の母の認知症の進行によって歩くのが困難になった時、トイレと玄関を介助しやすく改修しましたが、その時も大工さんに「手を入れないと傷むよ」といわれずっと気になっていたのですが、ついにメンテナンスをすることに決心しました。
　外装と内側の床や壁、かねてからの希望の太陽熱温水器の設置など、大工さんも高齢で引退されたこともあり、今回は、桑原建設の桑原佐紀さんに相談することにしました。野菜の長年のお客さんで、「根っこの会」で海岸林の保全や植林体験、農薬問題（空中散布）を共に考える仲間でもある佐紀さんは、長期優良住宅や天竜材をはじめ県産材を多く使った家づくりのとりくみに夫婦でがんばっています。昨日来て下さって「聖ちゃんの時代にもこの家に住みたいですか？豆に手入れすれば100年もつ家ですよ」「つくりがしっかりしているから、呼吸する家だし、中にいても涼しくて気持ちいいですよ」といわれたのがうれしかったです。今は忙しくてゴミ屋敷になっているので、風と光のとおる、みんなが気持ち良くあつまれる家になればいいなと思っています。（宏子）


【今日の野菜ボックスメニュー】玉ねぎ、じゃがいも、南瓜（又はミニトマト）、ゴーヤ、茄子、白茄子、ピーマン、ししとう、モロヘイヤ、青じそ、オクラ

※野菜ボックス（2,000円送料別）については、カテゴリーの「野菜販売のご案内」をご覧ください。



ひかり農園さんは春海が生まれて間もない頃からの、もう１０年のお付き合いになるでしょうか～
宣仁さんと宏子さんのまっすぐなお人柄に惚れこみ、かつては有機農業のスタッフとして畑でお仕事をさせていただいていた事もあります
お二人の、何ごとも丁寧に手を抜かず生活を慈しむ姿勢には本当に色々学ぶところが多いです。
ひかり農園の野菜もまっすぐありのまま・・・自然に生まれくる姿、飾らない姿で並びます。
食べるとほっとする、そして力が湧いてくるよう・・・。
まさに大地の恵み、命の恩恵を受けているのだな～と思わせてくれます。